レーザーカット加工とはレーザー光が薄い金属板を、あたかも筆で自由な形状を描くように切断していく加工のことです。
レーザー加工は虫めがねで太陽の光を集め紙を焼くのと同じ原理です。
レーザーによる金属切断加工は、レンズで絞った焦点位置を、金属材料の表面近くに合せて、レーザー熱源と、補助ガス(酸素、窒素、AIR)を高速で吹きかけながら、0.3〜0.4mm程度の切断幅で切って行くものです。
レーザー加工は非接触加工の為に加工ひずみが少ない特性を持っています。
加工範囲を板厚でみると、SPCC(軟鋼)で0.1mm〜9.0mm位までが可能です。
加工の対象となる材料も、鋼板、チタン、ニッケルなどの金属をはじめ、木材、
強化プラスチック、セラミック、布、皮、ガラス、繊維、ゴムなどほとんどのものに利用できます。
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